低用量ピル・ミニピル・
アフターピル処方

【オンライン診療アリ】当クリニックの低用量ピルの種類

天神マイケアクリニックで処方が可能な低用量ピルは、下記の2種類です。

• ・マーベロン28
• ・トリキュラー28

それぞれのお薬の概要や特徴について見ていきましょう。

マーベロン28

マーベロン28は、第3世代一相性の低用量ピルです。 休薬期間中の偽薬（プラセボ）が入っているので、28錠1シートになっています。 有効成分は、デソゲストレルとエチニルエストラジオールです。 避妊効果の他に、PMSや月経困難症の症状緩和が見込めます。

特徴は、他の低用量ピルに比べて、ニキビ・肌荒れに効果があるとされている点です。 肌荒れ改善は、好ましい副効用といえるでしょう。 また、お薬の成分量が全て同じな一相性であり、内服しやすいというのもメリットです。

トリキュラー28

トリキュラー28は、第2世代三相性の低用量ピルです。 こちらもマーベロン28同様に、偽薬（プラセボ）が含まれ、28錠1シートになっています。 有効成分は、レボノルゲストレルとエチニルエストラジオールです。 トリキュラーも避妊効果があるだけでなく、PMSや月経困難症の症状緩和が期待できます。

特徴は、有効成分である黄体ホルモンの量が1シートの中で3段階に変化するため、比較的自然に近いホルモン変動に抑えられるという点です。 また、他の低用量ピルよりも、不正出血が起きにくいとされています。 その一方で、シート内で錠剤の成分量が違うため、注意を怠ると内服間違いのリスクが否定できません。内服時には、注意が必要です。

当クリニックの低用量ピルの値段

低用量ピルが処方できない方

下記に該当する方は、低用量ピルを処方できません。ミニピルのご検討をおすすめします。

• ・BMIが30以上の方
• ・年齢が40歳以上の方
• ・年齢35歳以上で、喫煙される方
• ・初経発来前、または閉経後の方
• ・重度の高血圧症の方
• ・血管病変を伴う糖尿病の方
• ・妊娠中または妊娠している可能性のある方
• ・心臓弁膜症の方
• ・重篤な肝機能障害、肝腫瘍のある方
• ・前兆を伴う片頭痛がある方
• ・乳がんの方
• ・血栓症を疑うような症状の自覚がある方
• ・抗リン脂質抗体症候群の方
• ・異常性器出血がある方
• ・低用量ピル、女性ホルモン剤にアレルギーのある方
• ・手術前4週以内または術後2週以内の方、および長期間安静 状態の方
• ・妊娠中に黄疸、持続性そうよう症または妊娠ヘルペスの既 往歴のある方

参考：低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン

【オンライン診療アリ】当クリニックのミニピル

天神マイケアクリニックは、ミニピルも取り扱っています。ご来院での処方、オンライン診療での処方どちらでも可能です。

ミニピルとは？

ミニピルとは、プロゲストーゲン単独で効果を発揮する女性ホルモン剤です。
プロゲストーゲンは人工的に作られたプロゲステロン（黄体ホルモン）を指し、「Progestogen-Only Pill」の頭文字を取りPOPと呼ばれています。

ミニピルの最大の特徴は、低用量ピルの服用が難しいとされてきた方も、適応＝処方可能になる可能性が高いことです。
ミニピルには、エストロゲン（卵胞ホルモン）が含まれていないため、血栓症のリスクがほとんどありません。そのため、下記のように低用量ピルが内服できなかった方も、ミニピルなら処方できる可能性が高くなっています。

ミニピルの特徴

ミニピルの避妊効果は、99％以上です。低用量ピルのように、休薬期間がないため「消退出血」が起こりません。
つまり、ミニピルの服用期間中は、生理（月経）が起こらなくなるのです。生理によって、パフォーマンスや活動に影響を受けてきた、スポーツ選手やアダルト業界の方に広く支持されています。

また、エストロゲンが母乳の分泌を妨げるため、低用量ピルは分娩後6カ月までは避けるべきですが、ミニピルは母乳分泌を抑制しないため、分娩後すぐに服用可能です。

下記に当てはまる方はミニピルの処方ができかねますのでご注意ください。

• ・過去にピル服用でアレルギー症状が出た方
• ・乳糖不耐性、乳糖アレルギーのある方（セラゼッテには乳糖が含まれています）
• ・乳がんや子宮頸がんなどの既往、重篤な肝障害の既往がある方
• ・原因不明の性器出血がある方、異所性妊娠の既往がある方

ミニピルの種類

現状、ミニピルは、日本国内では未承認薬であり、処方できるクリニックも限られています。
天神マイケアクリニックは、医師が診察・処方できる数少ない医療機関です。

当クリニックは、下記の3種類のミニピルを取り扱っています。オンライン診療での処方も可能です。

※再診料無料
※初診料1,650円、別途頂戴します

ミニピルと低用量ピルの違い

ミニピルと低用量ピルの大きな違いは、有効成分である女性ホルモンの数と服用方法です。
低用量ピルはプロゲステロンとエストロゲンの2種なのに対し、ミニピルはプロゲステロンのみとなっています。

特に注意したいのがミニピルの服用方法です。
ミニピルには休薬期間がありません。
そのため、薬剤の効果を得たい期間は、毎日内服する必要があります。
また、ミニピルは、毎日同じ時間に1日1錠を服用しなければならず、服用時間の誤差は、3時間以内が目安です。服用時間にズレが生じると、避妊効果が低下するリスクが高まります

ミニピルの副作用

ミニピルの副作用は、不正出血が起こりやすい点です。
ミニピルはホルモン量が少ないため、服用初期の2～3カ月間は不正出血が見られることがあります。
不正出血は、時間経過とともに改善していきますが、3カ月経過しても、出血が治まらない、改善している気配がない場合は、医師に相談してください。

【来院処方のみ】当クリニックのアフターピルの種類

天神マイケアクリニックは、アフターピル（経口緊急避妊薬/モーニングアフターピル）も取り扱っています。
当クリニックで処方可能な薬剤は、下記です。

• ・ノルレボ
• ・エラ

ノルレボ

ノルレボは、72時間以内に1回1錠内服すると、97％を超える避妊率を誇るアフターピル＝経口緊急避妊薬です。
避妊を失敗した性行為から、内服までの時間が早ければ早いほど、高い避妊効果を発揮します。
有効成分は、レボノルゲストレルです。

これまで主流だったヤッペ法よりも避妊率が高く、副作用が少ないことから、世界保健機関＝WHOにより、緊急避妊のエッセンシャルドラッグに指定されています。

副作用はあまり起こらないとされていますが、吐き気・不正出血、頭痛、めまい、眠気、下腹部痛などの症状が起こるケースがあります。

エラ

エラは、120時間以内に1回1錠内服すると、98％もの高い避妊率が得られるアフターピル＝経口緊急避妊薬です。

ノルレボと同様、内服までの時間が早ければ早いほど、高い効果が得られます。 有効成分は、ウリプリスタール酢酸エステルです。

エラは国内では未認可の医薬品ですが、欧米では主流の緊急避妊薬として、広まっており、効果・安全性ともに、問題ありません。

エラもノルレボと同じく副作用の頻度は少ないのですが、吐き気・不正出血、頭痛、めまい、眠気、下腹部痛などの症状が起こるケースがあります。

当クリニックのアフターピルの値段

オンライン診療による処方と来院による処方を選択可能

福岡市中央区にある天神マイケアクリニックは、天神南駅からすぐの通いやすい場所にあるクリニックです。
当クリニックは、2つの診療形態で患者様の診療を行っています。

オンライン診療の特徴

天神マイケアクリニックのオンライン診療の特徴は、患者様の利便性を最大限に考えた診療システムにあります。
通話アプリなどをインストールする手間が不要で、通話のみで診療が完結。

さらには、処方箋を持って薬局に出向く手間がなく、お薬そのものが郵送でお手元に届きます。

お支払いはクレジットカードで簡単に決済完了。
最短翌日から翌々日にお薬が届くので、忙しくお時間のない方にも安心してご利用いただけます。
なお、当クリニックのオンライン診療は、低用量ピルの再診の方のみ対象です。
低用量ピルの初診、アフターピルの処方をご希望の方は、当クリニックにご来院いただけますようお願いいたします。

対面診療の特徴

天神マイケアクリニックは、プライバシー配慮を徹底した医療機関です。
待合室には間仕切りがあり、他の患者様と顔を合わせることがありません。

また、自由診療の医療機関のため、保険証不要で受診が可能です。
さらに、患者様のご負担を軽減するため、再診料は無料で処方を行っております。

福岡市中央区でピル処方をご希望の方は、どうぞ気軽にご来院ください。