梅毒とはどんな病気?
梅毒とは、主に性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)でうつる感染症です。
感染すると長期間にわたって全身にさまざまな症状が現れ、治療しないでいると、脳や心臓に重大な合併症を引き起こす恐れがあります。
国内の梅毒患者数は長年減少していましたが、ここ最近増加傾向にあります。
厚生労働省が公開している「性感染報告数」によれば、平成24年に875件だった国内の梅毒報告数は、平成30年には直近20年でも最多の7,007件まで急増。令和に入った現在も、若い世代を中心に梅毒感染者の数が高止まりしています。
また、自覚症状のない「無症候性梅毒」の数もかなり存在すると考えられているため、今や誰もが梅毒に感染する恐れがある状況といえるのです。
梅毒の症状
梅毒は、感染してからの期間に応じ、大きく「1期」「2期」「3期」「4期」に分けられていました。
しかし、最近では、4期の分類は無くなってきています。
神経梅毒は、3期の活動性梅毒で脳が侵された状態と考えられています。
症状は各期で異なり、末期まで病状が進行すると、死に至る危険すらあるのです。
ただ、医療が進歩した現代では、ほとんどの方が3~4期まで重症化せずに、完治しています。
梅毒の症状の写真
こちらは、梅毒陽性者の症状が手のひらに出ている男性の写真です。
バラ疹(ばらしん)と呼ばれる赤い湿疹が出ているのが分かります。
こちらの写真のように、腕にも湿疹が出る場合もございます。痒みや痛みは無く、自然と数週間で消えることもありますが梅毒が良くなったわけではありません。
治療しなければ梅毒に感染した状態のままになり、やがて重症化してしまいます。
梅毒の初期症状
(1期/感染後約3週間後)
梅毒に感染してから3週間ほど経過すると、以下の第1期症状が現れます。
梅毒の主な初期症状(1期) | |
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初期硬結(しょきこうけつ) | 性器や肛門、口などの感染部位に硬いしこりができる。 |
硬性下疳(こうせいげかん) | しこりが破裂して潰瘍(かいよう/ただれ)ができる。 |
無痛性横痃(むつうせいおうげん) | 股やリンパ節に痛みのない腫れが現れる。 |
梅毒初期症状にかゆみや痛みはある?
梅毒1期の特徴的な症状は、「初期硬結」と呼ばれる硬いしこりです。
しこり自体に、特に痛みやかゆみは感じません。また数週間程度で自然治癒します。
しかし自然治癒したとしても、病原菌が体内から消えたわけではありません。性交渉などを通じ他人に梅毒をうつす可能性があります。
男性の梅毒症状
男性の場合、亀頭や陰茎のほか、性器周辺の皮膚に初期硬結が出ることが多いです。
また唇などの口唇周辺にも数多くの症状が現れます。
女性の梅毒症状
女性の場合は膣内のほか、大陰唇、小陰唇周辺の皮膚にしこりがよく現れます。男性同様、口唇周辺のしこりも数多くみられます。
梅毒2期の症状(感染後約3ヵ月後)
梅毒感染から3ヵ月~3年ほど経つと、以下第2期症状が現れます。
梅毒2期の主な症状 | |
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バラ疹(ばらしん) | 体幹や顔面、手足など全身に赤い湿疹が現れる。 |
扁平コンジローマ | 性器や肛門周辺に、扁平状のイボが現れる。 |
丘疹性梅毒(きゅうしんせいばいどく) | 小豆からエンドウ豆ほどの大きさの赤褐色のイボが全身に現れる。 |
膿疱性梅毒疹(のうほうせいばいどくしん) | 体液の入った袋状のできもの(膿疱)が全身に現れる。 |
梅毒性アンギーナ | のど(咽頭部)に腫瘍ができる。 |
梅毒性脱毛 | 虫食い状に髪の毛が抜ける。 |
皮膚に症状が現れ始める梅毒2期
梅毒の2期になると、梅毒の病原菌は全身に散布され、皮膚と粘膜を中心に全身に梅毒の症状が現れ始めます。
第2期で最初に出る症状はバラ疹で、手先から足の裏まで広範囲にバラの花に似た発疹が現れるのです。
そのほかにも、泌尿器や中枢神経、筋骨と、さまざまな全身症状が出てきます。
梅毒の検査・治療は、2期までに行うことが強く推奨されており、少しでも疑わしい自覚症状がある方は、
このタイミングで必ず医療機関の診断を受けましょう。
潜伏梅毒(無症候性梅毒)について
梅毒の1期から2期の間にある無症状期間、そして2期の症状がいったん消えた期間を「潜伏梅毒(無症候性梅毒)」と呼びます。特に身体的な症状がないものの、梅毒の病原菌がまだ体内にいる状態です。
潜伏梅毒には「早期」と「後期」の2種類があります。
- ・早期潜伏梅毒:梅毒に感染してから1年以内で、2期症状が1度消失してから再発する。
- ・後期潜伏梅毒:梅毒に感染してから1年以上経過した活動性梅毒。症状は侵されている臓器によってさまざまである。無症状のこともあるが、活動性(要治療)と判断されるものは後期潜伏梅毒に分類される。
梅毒3期の症状(感染後約1年以上)
梅毒感染から1年以上経過すると、第3期です。現在国内で梅毒3期まで症状が進行した例はほとんど報告されていません。
しかし、最近の梅毒の大流行を考えると、今後3期梅毒患者数は増加する可能性があります。
梅毒3期の主な症状 | |
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結節性梅毒(けっせつせいばいどく) | 皮膚・骨・筋肉のほか、肝臓や腎臓などの臓器にも、ゴムのような腫れ物(ゴム腫)や硬いしこりができる。 |
梅毒になると鼻が落ちるって本当?
「梅毒になると鼻が落ちる」という話を聞いたことがある人も多いかもしれません。
これは、梅毒が原因で、鼻周辺にゴム腫ができたことによる症状だと考えられます。ゴム腫は特に鼻にできやすく、鼻の骨や皮膚組織を破壊するため、「鼻が落ちる」と表現されるような欠損を引き起こすことがあるのです。特に、医療体制が十分ではなかった江戸時代にはよく見られたともいわれています
梅毒の原因は?
梅毒の原因は、「梅毒トレポネーマ」と呼ばれる病原菌です。精液や膣分泌液、血液、傷口からの浸出液などの体液に含まれています。
梅毒トレポネーマは、人の粘膜や皮膚に接触することでうつり、人から人へと梅毒感染が広がっていきます。
心当たりは?梅毒の感染経路
セックスによる梅毒感染が急増
梅毒の主な感染経路は性交渉です。近年梅毒感染者数が急増していますが、そのほとんどが梅毒感染者との性交渉が原因です。
ここでいう性交渉は、オーラルセックスやアナルセックスなども含みます。特に近年は、オーラルセックス時にコンドームを使用しなかったことで、口の粘膜を通じ梅毒に感染してしまう方が増えています。
キスでも梅毒に感染する?
梅毒はキスでもうつる恐れがあります。
梅毒トレポネーマは、粘膜や皮膚から感染する病原菌です。オーラルセックスなどで口内の粘膜が梅毒トレポネーマに感染し、その状態で他人とキスをすれば、梅毒トレポネーマがうつる可能性は否定できません。
日常生活で梅毒が家族に
うつる可能性は?
握手や入浴などの日常的な接触で梅毒トレポネーマに感染するリスクは、ほぼありません。
また現在は輸血による梅毒感染もほとんど発生していません。
ただ、きわめてまれなケースではありますが、感染者が使用した食器やタオルを共用することで、口や手などに感染する可能性はあります。
厚生労働省の施設等機関である「国立感染症研究所」のサイト上には、大量の梅毒トレポネーマが付着した日用品を、傷のある手指で触れたことで、病原菌がうつり梅毒を発症したという報告例が掲載されています。
母子感染で先天梅毒に?
梅毒に感染した母親が妊娠すると、胎盤を通じて梅毒トレポネーマが胎児に感染する可能性があります。
胎児が梅毒に感染してしまうと、死産や流産、早産の原因となります。また新生児が梅毒にかかった状態で生まれた場合は、「先天梅毒」と呼ばれます。
先天梅毒は、生後3か月以内に発症するものを「早期先天梅毒」、生後2年以降に発症するものを「晩期先天梅毒」と呼びます。
梅毒の感染確率
梅毒は、早期梅毒(感染1年以内)の方と性交渉をすると、約30%の確率で感染する感染症です。
梅毒は早期梅毒時の感染力が高く、潜伏期の初期であっても、他人にうつしてしまう恐れがあります。
母子感染の場合、早期梅毒だと感染確率は60~80%程度と、高い数値です。潜伏期や、感染から数年経過している場合(晩期顕性梅毒)は、母子感染の確率は20%程度といわれています。
梅毒の潜伏期間
梅毒の潜伏期間は3~6週間程度です。潜伏期間を経たのち、梅毒のさまざまな症状が出てきます。
梅毒を放置して重症化すると
どうなる?
梅毒は、3期まで進行すると、臓器機能が不可逆的になり、何らかの後遺症が発生する可能性が高くなります。
神経症状や髄液所見から神経梅毒と判断した場合は、ベンジルペニシリンカリウムの点滴を4時間おきにする必要があり、入院が必要になります。
梅毒の放置は厳禁です。必ず医療機関に相談し、専門医と相談しながら適切な治療を進めましょう。
梅毒の予防方法
抗生物質を不安な性行為の72時間以内に内服することで、梅毒・クラミジア・淋菌の感染を予防できる”新しい性感染症の予防方法”がアメリカ疾病予防管理センター(CDC)から発表されました。CDCの研究では、梅毒は87%、クラミジアは88%、淋菌は55%もの確率で、性行為後の性感染症予防に成功しています。
もちろん、予防効果は100%でないため、予防失敗=性感染症発症を見逃してしまうリスクがあることも否定できません。そのため、予防薬を服用していても、不安な性行為の後は、必ず性病検査を受けるよう心がけましょう。
特に梅毒は自覚症状に気づきにくく、複数段階に進行し、治療せずに放置すると重篤な合併症を引き起こすリスクがある疾患です。さらに、梅毒に一度感染すると、一生涯“TP抗体検査で陽性”となります。治療期間も長期に渡るため、患者様の身体的・精神的負担が大きい性感染症といえるでしょう。
感染の恐れのある性行為があったら、72時間以内に予防薬を服用し、検査可能期間になったら性病検査を受けることをおすすめします。
性病予防薬(テトラサイクリン系抗生物質)のリスク・副作用に関して
- リスク・副作用
-
食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛、下痢、口内炎、舌炎、発疹 等
参考:細菌性性感染症予防のためのドキシサイクリン曝露後予防法の使用に関する CDC 臨床ガイドライン
診察料(税込) | お薬代(税込) |
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性病治療薬やピルと同時処方の方限定/ 初診料無料 ※安心ほけんパックの場合、初診料がかかります 予防薬のみの処方の場合、初診料1,200円、再診料無料 |
2,000円/1回分(2錠) 5,500円/3回分【500円お得】(6錠) 17,000円/10回分【3,000円お得】(20錠) |
診察料(税込) |
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性病治療薬と同時処方の方限定/ 初診料無料 ※当クリニック、もしくは提携検査キットで陽性が判明し、性病治療薬と性病予防薬を同時処方する患者様限定(安心ほけんパックの場合、初診料がかかります) 初診料/ 1,200円 ※再診の患者様は無料 |
お薬代(税込) | |
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3回分以上の セット購入 1回分(2錠) |
【11月20日~12月20日までの キャンペーン】 1,500円 |
1回分(2錠) | 2,000円 |
予防薬を購入する
梅毒は何科に行けばいい?
皮膚科?泌尿器科?
梅毒の検査や治療は、泌尿器科、性感染症内科、皮膚科でできます。また地域の保健所でも梅毒の検査が可能です。
性感染症専門クリニックである天神マイケアクリニックでも、梅毒検査を承っております。
保険証不要・匿名検査が可能というプライバシーに配慮した環境の中、最短30分で結果がわかるスピード検査のほか、定期的な検査におすすめのセット検査など、豊富な性感染症医療メニューをご用意しています。
梅毒検査をご希望の方は、ぜひ当クリニックまでお気軽にご相談ください。
梅毒の検査方法は?
梅毒の検査は血液検査が一般的です。
採取した血液から体内の「抗体」を調べ、梅毒の感染有無を確認します。
なお、梅毒の抗体を検出するには、感染機会から最低でも3週間以上の期間が必要となります。この抗体を検出できるまでの期間を、「ウインドウピリオド」と呼びます。
ウインドウピリオドの期間中に検査をしても、梅毒の感染を確認することは難しいです。
感染が疑われる性交渉などを行った方も、感染機会から1ヵ月程度を目途に、医療機関での検査を受けるようにしてください。
仮に感染していたとしても、感染から数ヵ月程度であれば、病状も1期~2期にとどまり、重篤な病状に進行する心配はありません。
梅毒検査(血液検査)の種類
梅毒の血液検査では、1回の採血で「脂質抗原法(RPR)」「TP抗体法(TPHA)」2つの検査を実施します。
脂質抗原法は梅毒の活動性の指標で、TP抗体法は梅毒に特異的な検査で過去の感染も含めて調べる検査です。 この2つの異なる検査法を行い、その結果から梅毒の診断を行います。
脂質抗原法 (RPR) |
TP抗体法 (TPHA) |
結果 |
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陽性(+) | 陽性(+) | ・梅毒に感染 |
陰性(-) | 陰性(-) | ・感染していない |
陽性(+) | 陰性(-) | ・初期感染の可能性 ・偽陽性(感染していない) |
陰性(-) | 陽性(+) | ・初期感染の可能性 ・梅毒の治療後 ・偽陽性(感染していない) |
なお、一度でも梅毒に感染すると、体内に梅毒の抗体が残り続けるため、完治後もTP抗体法では陽性が出ます。
郵送性病検査で自宅から梅毒検査可能(TPのみ)
天神マイケアクリニックでは、郵送性病検査キットを販売しており、自宅から他人にバレずに性病検査を行うことが出来ます。遠方の方や忙しくて来院できない方にも気軽に検査を受けていただけます。
ここ数年、国内の梅毒感染者数が若い世代を中心に急増しています。梅毒は潜伏期間も長く、無症状期間もあるので感染に気が付かないことも多い性感染症です。梅毒に感染しているとHIVの感染リスクも高くなりますので、合わせて定期的に検査を受けることをおすすめいたします。
お届けする際は、中身が分からない他人にバレない梱包となっております。
検査方法は、説明書も同封しておりますので簡単に5分程で検査が可能です。自社検査室で感染症専門の臨床検査技師が対応しておりますので自宅からでも高い精度で検査することが可能です。
検査キットの購入は、提携会社の株式会社高精度検査会での購入になります。
3項目:血液チェックセット【男女共用】
3項目:血液チェックセット【男女共用】
感染の機会から約2ヶ月経過した方におすすめです。
- クラミジア性器
- クラミジアのど
- HIV
- 梅毒
- B型肝炎
- 淋菌性器
- 淋菌のど
- HPV
- トリコモナス
- クラミジア肛門
- 淋菌肛門
梅毒の治療法と治療期間は?
梅毒の治療は、筋注薬と内服薬があります。
筋注薬は、1回の筋肉注射で済みますが、内服薬は、1期~2期の場合で、数週間~数か月の期間内服が必要になります。
梅毒治療の料金 | |
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梅毒治療 ※オンライン診療不可
抗生剤を処方
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17,000円/4週間分 10%OFF 15,300円 |
梅毒治療 ※オンライン診療不可
筋肉注射(ステルイズ)
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22,000円/1回分 10%OFF 19,800円 |
梅毒の治療薬のリスク・副作用に関して
- リスク・副作用
-
サワシリン錠(抗生剤の内服)
発疹、発熱、そう痒、好酸球増多、下痢、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛 等
ステルイズ(筋肉注射)
皮疹、蕁麻疹、喉頭浮腫、発熱、悪寒、発熱、浮腫、関節痛、疲はい、そう痒症、疲労、無力症、疼痛、低血圧、悪心、嘔吐 等
梅毒の治療薬は今も昔もペニシリン
梅毒の治療は、1943年以来ペニシリン系の抗菌薬を使用することが基本です。海外の梅毒治療は、ベンジルペニシリンの筋肉注射が一般的です。
国内においても、ベンジルペニシリンの1回~3回の筋肉注射薬が使用できるようになりました。
また、従来通り、経口合成ペニシリン剤(アモキシシリンなど)を一定期間服薬することも可能です。
※ペニシリン製剤のアレルギーがある方のご相談も承っております。
梅毒の治療期間
梅毒の治療期間については、梅毒のステージごとに異なります。
それぞれの治療期間は、日本性感染症学会が作成したガイドラインに準拠します。
- ・梅毒1期:2~4週間の内服治療
- ・梅毒2期:4~8週間の内服治療
- ・梅毒3期以降の早期神経梅毒に対しては内服治療
- ・梅毒3期以降の後期神経梅毒に対しては、ベンジルペニシリンカリウム注射
梅毒の検査・治療費用はいくら?
梅毒の診察や検査、治療にかかる費用は、保険診療と自由診療で異なります。
すでに症状が出ている、あるいは、検査の結果陽性の場合は、保険診療が適用される可能性があり、その場合は検査・治療薬合わせ数千円程度となります。
自覚症状はないけど検査を受けたい方、あるいは保険組合からの通知を自宅や会社に送付されたくないといった方は、自由診療となり、こちらは検査で7千円前後、治療薬の処方で1万円~2万円前後かかります。
天神マイケアクリニックの梅毒検査
感染症専門医が、性感染症に特化して治療を行う天神マイケアクリニックでは、下記料金で梅毒検査を行っております。
なお、初診・再診料はいずれも無料です。
梅毒検査 |
TP/RPR定量検査 |
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梅毒検査費用 |
3,500円(TPのみ)/7,700円(TP・RPR定量) |
初診料/再診料 |
無料 |
保険証は不要のため匿名検査が可能。
プライバシーが守られた状態で、最短30分で即日検査が行えます。
梅毒の検査をご検討の方は、ぜひ一度天神マイケアクリニックまでご相談ください。
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1項目即日梅毒検査5,500円
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急増中の梅毒の即日検査。
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- 検査項目
- 梅毒(TP)
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- 検査方法
- 血液
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- 検査時期
- 感染の機会から6週間経過すれば受けられます。
※感染歴のある方は受けられませんので、ご注意ください。
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- 検査結果
- 約30分(Web確認可)
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1項目梅毒検査(TPのみ)1,900円
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感染の機会から6週間
経過した方におすすめです。(TPのみ) -
- 検査項目
- 梅毒
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- 検査方法
- 血液
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- 検査時期
- 感染の機会から6週間経過すれば受けられます。
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- 検査結果
- 4~5日後(Web確認可)
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3項目血液チェックセット8,400円
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基本的な血液項目をまとめたセット。
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- 検査項目
- HIV、梅毒、B型肝炎
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- 検査方法
- 血液
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- 検査時期
- 感染の機会から2ヵ月経過すれば受けられます。
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- 検査結果
- 4~5日後(Web確認可)
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「梅毒は完治しない」は本当か
梅毒は自然治癒することはありませんが、初期梅毒(1~2期)の段階できちんと治療すれば、完治します。
梅毒は早期検査・早期治療がとても大切です。少しでも疑わしい症状が現れたら、必ず医療機関にご相談ください。
梅毒は再発する?
完治後にもうつる?
医師の診断を受けないまま梅毒の治療を中断してしまうと、一時的に症状が治まったとしても、梅毒が再発する可能性があります。
症状の消失は、必ずしも完治を意味していないからです。
梅毒の完治の判断は、治療前の検査値と治療後の検査値を比較して判断します。内服治療終了後もさらにそこから1年間、血液検査を定期的に行ったうえで、再発が無いかどうかを医師が判断します。
治療経過には個人差があります。必ず医師と相談しながら治療を進め、「完治」の判断を待ってください。
梅毒を予防するワクチンはある?
梅毒に予防ワクチンは存在しません。感染後に免疫もつかないため、梅毒感染者と性行為を行えば、何度でも梅毒に感染する恐れがあります。
また、梅毒の場合は、コンドームをしていても完全に防ぐことはできません。
梅毒に限らず、性感染症を予防するには、コンドームを正しく使用し、不特定多数との性交渉を持たないことが一番です。